トレンド方向に順張りするときも、為替相場参加者の心理がどういうものであるのか?を考えながら、順張りトレードをすれば、順張りトレードで利益を出せますし、トレンド方向とは逆に、逆張りするときも、今逆張りしようとしている人達の心理がどのようなものであるか?を考えながら、逆張りトレードをすれば、逆張りトレードで利益を出すことができる。これらの事実があるので、FXは運ゲームだという思考を捨てて、FXは心理戦である事実を受け入れるようにしよう。
FX心理戦であるということは、FX取引には100パーセント勝つことできるという理論というものが存在しないものであり、誰しもがFX取引でお金を失う可能性がるということなのです。これを本当の意味で理解している人のみが、FX取引で継続的に利益を出し続けることができるし、FX取引での損失を出す回数を大きく減らすことができますね。今回は、FX心理戦だった。をテーマにして記事を書いていきます。
通貨ペアのレートとFX心理戦。
1.ドル円とFX心理戦。
今日のドル円レートが天井近いと自分が思っているところから、ドル円レートが20PIPS円安方向に動くときは、多くの相場参加者がまだドル円が円安に動くだろうという思惑から、ドル円買いのポジションをとっているからです。また、今日のドル円レートが天井に近いと思っているところから、ドル円レートが20PIPS円高に動くときは、多くの相場参加者がドル円は天井だと思い、ドル円売りのポジションを持っています。
今日のドル円レートが大底近いと近いところから、ドル円レートが20PIPS円高方向に動くときは、ドル円取引をしている大半の人がドル円が円高に動くに決まってるしょという思惑から、ドル円売りのポジションを取っているからです。また、今日のドル円レートが大底近いところから、ドル円レートが20PIPSが円安に動くときは、ドル円取引をしている人がドル円は下がる材料がないし、ドル円ロングのポジションを取るしかないと思い、ドル円買いのポジションを保有しています。
20PIPS値幅のドル円レンジ相場が終わり、ドル円が円安になるとき、ドル円相場参加者の大半が買いのポジションを取り、ドル円相場の一部が売りのポジションを持ちます。その逆もしかりで、20PIPS値幅のドル円レンジ相場が終わり、ドル円が円高になるとき、ドル円相場参加者の大半が大量に売りポジションを持ち、ドル円の一部の参加者が買いのポジションを持ちます。
2.ユーロ円とFX心理戦。
ユーロ円が円安方向に30PIPS動き、自分がユーロ円が後30PIPSは円安に動くだろうと予測しているときに、ユーロ円レートが円高に30PIPS動いたら、多くの相場参加者がユーロ円が円安に動く要素がないと判断し、ユーロ円売りのポジションを保有するアクションを起こしたから。また、ユーロ円が円高方向に30PIPS動き、自分がユーロ円が30PIPS円高に動くと予測しているとき、ユーロ円が円安方向に30PIPS動いたら、多くのユーロ円相場参加者がユーロ円が円高に動くことはまずないだろうと判断し、ユーロ円ロングのポジションを保有するアクションをおこしたから。
ユーロ円が100PIPS円高に動き、ここが大底に違いないと思っているときに、ユーロ円レートが円高に50PIPS動いたら、多くのユーロ円相場参加者が、ユーロ円の大底はここじゃないと判断し、追撃のユーロ円ショートのポジションを保有するというアクションを起こしたから。また、ユーロ円が100PIPS円安に動き、ここが天井だと思っているとき、ユーロ円が円安方向に50PIPS動いたら、多くのユーロ円相場参加者は、ユーロ円の天井はもっと上だと思って、ユーロ円ロングのポジションを保有するというアクションを起こしたから。
ユーロ円で悪材料が次々とでてきており、自分がユーロ円が200PIPSは円高に動くはずと予測しているときに、ユーロ円レートが円高に10PIPSしか動かないと、自分以外のユーロ円参加者は、ユーロ円にそこまで大きな悪情報が出ているとはおもっていません。また、ユーロ円で良材料が次々とでてきており、自分がユーロ円は200PIPSは円安に動くに決まっていると思っているときに、ユーロ円レートが円安に20PIPSしか動かないと、自分以外のユーロ円相場参加者はユーロ円が大きく円安に動く要素がないと思っている。
3.ポンド円とFX心理戦。
ポンド円取引では、自分の心理とポンド円相場参加者の心理が乖離することが多く、ポンド円取引が損失がでる回数は必然的に多くなるので、あまりFX取引で損失回数を少なめに設定しておきたいと思っている人は、ポンド円取引をメインにするのではなく、ドル円やユーロ円取引をメインにするべきだろう。
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最後に
FXは心理戦です。