為替相場に関する知識がまったくない状態であれば、FX取引で勝つ確率は50パーセントなのですが、間違った為替知識がある状態であれば、FX取引で勝つ確率が10パーセントになりうるので、FX取引での勝率を高い状態を維持したいのであれば、正しい為替知識を身につけることが重要です。ここでいう正しい為替知識とは、ただ単にテクニカルの単語を理解するのではなく、テクニカルを使い、通貨ペアの値動きを予測することができるようになることのことや、トレードルールを守って、FXトレードの利益を出す流れを理解することのことをさします。今回は、FX勝つ確率について。を記事にして書いていきます。
FX初心者は、FXに負けないと思っている。
FX初心者は、自分のことを神に選ばれた最強の人間だと思っていることもあり、FX取引に負けないと本気で思っています。そんなFX初心者がやりがちな思考は、自分の通貨ペアポジを損切りするとFX取引の負けが確定しまうから、自分の通貨ペアポジを損切りすることができないというもの。この思考に陥った人は、自分の通貨ペアポジションを損切りしなかったことが原因で、5万円~上は上限なしの損失を出しています。
FX初心者のFXに負けないと思っている思考を改善するには、FX初心者のうちに誰よりもFXで負ける経験を積むことと、FX以外のことでたくさんの失敗を積むことの二つを体験すればOK.なんでかというと、人生で失敗すればするほど、人生でうまくいかないことが当たり前だという考えをもつようになるし、FX取引でうまくいかないのも当たり前だという考えを持つようになり、FX取引で損切りするようになる。
勝率90パーセントでも損失がでるのがFX。
1PIPSの利益確定を90回することで、90PIPSの利益を積み上げることができても、たった一度の1200PIPSの損失確定をすると、90PIPSの利益が全て無くなり、1110PIPSの損失が出てしまうのがFXなので、勝率90パーセントだからFX取引で利益が出せるという理論はFXの中にはない。だったらどうすればいいのかといえば、たった一度の1200PIPSの利益確定をして、1PIPSの損失確定を90回行えば、1110PIPSの利益が出せるのである。
FX取引でお金を稼ぐことを第一目標にするのであれば、コツコツ小さなPIPSを積み上げていくという考えを捨てて、200PIPS以上利益確定&20PIPSの損切りをしていくという考えでFX取引をするべきである。これを実行することができれば、FX取引における成功者になることができるので、FXで成功者になりたい人は、200PIPS以上利益確定&20PIPSの損切りをしていくという考えをもとう。
FX勝つ確率よりも大切なこと。
1.資金力があること。
資金力があるFXトレーダーであれば、通貨ペア50円の変動でも、自分の通貨ペアポジションがロスカットされることがないため、よっぽどのことが為替相場におきない限り、資金力があるFXトレーダーが為替相場から追放されることはありません。逆に、資金力がないFXトレーダーは、通貨ペア1円の変動でも、自分お通貨ペアポジションがロスカットされるため、ほんの少しの川相場の変動で、自分のFX口座残高が半分になります。これらのことからわかることは、資金力さえあれば、FX退場なんてことにはならない。
2.誰が見ても、利益が出せるときにしか、為替相場に参加しない。
誰が見ても、簡単にFX取引で利益を出せるときにしか、為替相場に参加しないようにすれば、FX取引で損失をだすことが皆無になります。逆に、誰が見ても、FX取引で利益を出す難易度が高いだろうというときに、為替相場に参加すると、FX取引で損失を出す確率が90パーセントに跳ね上がります。これらのことからわかることは、誰でも勝てる為替相場にのみ参加するようにしましょう。
3.基本は順張り。
ポンド円で、買いシグナルが出ていれば、ポンド円買いで攻め、ポンド円で売りシグナルがでていれば、ポンド円売りで攻めるといった、順張りトレードをしている限りは、ポンド円の順張りトレードで利益を積み上げることが容易にできます。これが頭の中でわかっていても、20PIPS抜きがしたいという欲求に勝てず、ポンド円買いシグナルがでているときに、ポンド円売りのポジをとってしまい、ポンド円取引で損失を出すことは良くあること。
4.レンジ相場では、逆張りが有効。
レンジ相場のときに、順張りをすると損失が出る確率が高くなるので、レンジ相場時には順張りトレードにこだわらず、逆張りトレードを何回も行っていきましょう。こういう柔軟性があるFXトレーダーは、20年~30年FX取引の利益のみで生活することができます。
5.利益確定のラインを決めておく。
自分がドル円のポジションを所有する前に、利益確定ラインを決めておきます。いざ、自分のドル円ポジションが利益確定ラインの70PIPSになったら、70PIPSの利益があるドル円ポジションを決済します。この一連の流れができるかできないかが、為替相場で生き残れるかの分岐点になります。
6.損切り確定ラインを決めておく。
自分がNZドル円のポジションを所持する前に、損切り確定ラインを決めておきます。いざ、自分のNZドル円のポジションが損切りラインの15PIPSになったら、15PIPSの損失があるNZドル円のポジションを決済します。この一連の流れができるかできないかが、為替相場で生存できるかの分岐点になります。
7.精神的に余裕があり、お金にも余裕があるときにFX取引をする。
精神的に余裕もなく、お金にも余裕が無いときにFX取引をすると、どのFX取引もうまくいかず、自分のFX口座残高が限りなく0円になるだけなので、FX取引で利益を出したい人は、精神的に余裕があり、お金にも余裕があるときにFX取引をするようにしよう。
8.経済指標発表時にスプレッドが固定されているFX業者をつかおう。
経済指標時に、通貨ペアのスプレッドが40PIPS級に開くFX口座で、経済指標スキャルピングを行うことで利益を出すことは、60パーセントの確率で不可能となっています。逆に、経済指標時に、通貨ペアのスプレッドが0.3PIPSに固定のDMFMX口座で、経済指標スキャルピングで利益をだすことは、80パーセントの確率で可能となっています。これらのことからわかることは、経済指標スキャルピングを行うのであれば、経済指標発表時にスプレッドが固定されているFX業者をつかおう。
9.約定拒否がないFX業者を使おう。
自分のドル円ポジションが決済できないとか、自分のドル円の注文が通らないといった約定拒否を頻繁に発生させるFX業者でFX取引をするのは、FX取引で利益を出す上ではあまり良い選択とはいえませんから、FX取引で利益を出したい人は、約定拒否がないFX業者を使うようにしよう。
10.専業FXトレーダーになろうとしない。
専業FXトレーダーになると、FX取引の利益で生活しないといけないという大きなプレッシャーを抱えながら生きることになります。当然、専業FXトレーダーになれば、毎月の生活費20万円を稼がなければいけないという気持ちから、エントリーすべきでないところで、通貨ペアの取引をしたことで、通貨ペア取引での損失がでるという悪循環が発生します。